生涯一刀流
 
日々進化症候群
 



じむきゃりー



このあいだ、深夜映画で

「マン・オン・ザ・ムーン」という

ジム・キャリー主演の作品が放送されてた


夜中に寝れずに、テレビつけたらたまたまやってて

「お、ジム・キャリーだ」っと、ついつい見てしまった

洋画の俳優なんて片手分ぐらいしか知らない

基本的に興味がない。なので

知ってる(名前まで覚えてる)俳優=好きな俳優である


途中からだったので

どの程度話が進んだところから見たのかさえ

わからずに、漠然と見てたが

それでも十分に引き込まれる魅力のある映画だった


普段、映画とか別段興味ない

あの作品はどーだ

とか映画について語ったりしたことないので

うまく書けないが・・・

とにかくおもしろかった


内容は

ジム演じるコメディアン「アンディ・カフマン」の

人生ドラマって感じ。

見てる最中は、知らなかったが

調べてみると、実在の人物の話らしい

おおまかに言うと



アンディ・カフマンはTVスターになって

構成作家のボブと自分達の思う「面白さ」「あっと驚くこと」を

追求していく。

一人二役の「トニー」という嫌われ者のキャラクター。

観客を驚かせるため、期待を裏切るために

かつて誰もやった事のないようなハプニングや

ショーを繰り返していく。

だが、視聴者や観客仕事仲間などは

「トニー」や彼の行動の真の意味を理解するには

及ばなかった。

やがて、彼のやってる事はすべて計略されたものだ

という認識が浸透したが

アンディは病に侵されており

病の告白も、最初は仲間にさえ疑われ

苦悩しながらも仕事をつづけていく。

しかし、病はひどくなるいっぽうで

フィリピンにオペをしにいったものの

オペの途中で葬式のシーンになる

生前に残した、遺言のようなビデオが会場に流されて

訪れた知人達、もしくは自分が生きた世界に対して

語りかけるような歌をビデオの中で歌うアンディ。

死んだのかと思いきや

最後のシーン。

元気に「トニー」を演じてショーをしている姿が。

しかし、この時点では、生きているとは確認できない

なぜなら、一度だけ構成作家のボブが「トニー」を

演じたことがあるからだ

「トニー」と「アンディ」を同時出演させて

「トニー」を実在の人物にしたてあげるために。

ちゃんと映画をみてた人なら、ここで

「あぁ、ボブがアンディの意思をついで・・・」

っと考える。

だが、次の瞬間

にこやかに「トニー」を客席からみている

「ボブ」が映るではないか!

じゃぁあの「トニー」はいったい・・


っとまぁここで終わり


全然おおまかじゃないな

だらだらと書いてしまった

やっぱ作文ニガテ


醍醐味はズバリ

「これは、ほんとなの?うそなの?」


アンディはどこまで本当でウソかわからない

これが面白いんだとおもう

見てる中で、「アンディ」に何度も騙された。

自分も映画の中の観客の立場に

いたことに気づかされる


見終わったあとも

最後の葬式も実はヤラセだったんじゃないか

そのヤラセを成立させるためには

「アンディ・カフマン」という人物は死ぬんだ

っとか考えてしまう


まぁ実際のアンディ・カフマンがどうだったかは

知らないけど。

病気とか死んだことは本当なのかな。


あるサイトのレビューコメントなど見てみると

「実在のアンディを知らないと理解不能の映画だ」

「え?最後どうなったの?イマイチわからない」

「金払ってまでみたくない」

などと書かれてた

もちろん、長文で映画の深いところをついた

賞賛のコメントもあった


どうやら万人受けの映画じゃないらしい。


ハリウッド映画によくある

「どかーん!ぢゅごーん!アメリカバンザーイ!」

エゴ丸出し、火薬使い放題、確実にハッピーエンド

幼稚園児でも理解できるようなストーリーやキャラ設定

そんな映画が好きな人は

おそらく、つまらないタイプの映画


映画まで、万人受けしないような

ジャンルが好きとは・・・

音楽だけじゃなかったか・・・


「感動」でもないし

「笑いとしての面白さ」でもないし

なんというか不思議な映画でした


すなおにエンターテイメントとして「おもしろい」





4月13日(木)02:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

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